ソーシャルメディアの社会貢献度を測定する「ソーシャルメディア・ベンチマークマトリックス」の試み

兵庫県の地域SNS「ひょこむ」を運営するインフォミーム株式会社代表取締役の和崎宏氏がソーシャルメディアの社会貢献度を測定する「ソーシャルメディア・ベンチマークマトリックスVer0.1」を公開しました。これは同氏が講師を務める関西学院大学総合政策学部の「サイバー社会論」の授業内で学生がワークショップを行い作成したものです。
ソーシャルメディアマトリックス(SMM)ver0_1.pdf
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「ソーシャルメディア・ベンチマークマトリックス」は、ソーシャルメディアの社会貢献度を測定する指標マップで、各項目別にレベル0からレベル4までの5段階に分けられています。レベル4は地域情報化が完成した状態、レベル3は現在の目標となる段階、レベル2はほぼ現状に近い状態というように、レベルが下がれば下がるほど地域情報化への寄与は少なくなっていきます。和崎氏によれば、今回の取り組みの元になったのは「地域情報化ベンチマークマトリックス」で、これは米国のクリントン政権下において推進された「情報スーパーハイウェイ構想(NII)」の効果を米国内の各都市に提供し、情報の偏在を抑制して地域活性を実現するために作成された自己評価ベンチマーク・シートです。
「ソーシャルメディア・ベンチマークマトリックス」のバージョンは現状では0.1ですが、ソーシャルメディアと地域情報化の関係を議論するうえでの興味深い題材といえます。
■参考記事
ひょこむ::こたつの戯言 – ソーシャルメディア・ベンチマークマトリックスVer0.1
http://hyocom.jp/blog/blog.php?key=198722