NHK-BS1「キャッチ!世界のトップニュース」に出演し、シェアリングシティについて紹介
「シェアリングエコノミー」を自治体が政策として後押しする「シェアリングシティ」については、ソウルやアメリカ、ヨーロッパなどを例にこれまでも何度か紹介してきました。
6月15日にNHK BS-1で放送された「キャッチ!世界のトップニュース」では、地域SNS研究会事務局の庄司昌彦(国際大学GLOCOM准教授/主任研究員)が出演し「シェアリングエコノミーの未来は」というテーマで解説しました。
番組ではまず、衣服や駐車場の貸し借りなど世界の実際のシェアリングエコノミーの活用事例の紹介しました。
世界のシェアリングシティについての動向も紹介し、シェアリングシティが世界に20都市以上あることや、それらがグローバルなネットワークをもっていること、地方創生にも役立つ可能性があることを挙げました。
シェアリングエコノミーがたくさん登場している現在は、その課題として、既存産業との共存や安全上のリスク、就労の不安定性について挙げ、必要であれば対策を講じていくことが必要と指摘しました。
その上で、シェアリングエコノミーの新しいビジネスが起こることで地域社会の活性化がなされていくのは必要なことであると述べ、その過程で今までの規制の妥当性の再検討や手続きの見直しなどを行うことで社会や産業がより良いものにアップデートされていくのではないかとまとめました。
◆参考情報