日本と台湾がオープンデータで協力するための覚書を締結しました

日本と台湾で人材やデータ応用に関する交流を促進させるため、日本のオープン＆ビッグデータ活用・地方創生推進機構（VLED）と台湾のオープンデータ聯盟が5月11日に都内で覚書を締結しました。この覚書により、国際会議などでの交流を通じオープンデータについて日台の連携をすすめていていくための協力関係を築いていきます。

覚書の内容を簡単に紹介すると以下の通りです。

アジアオープンデータハッカソン2017で、二国間で相互の交流や協力を行うためにコミュニケーションチャンネルを確立する。
VLEDはリソースの共有、相互の利益、オープンデータにおいてWin-winとなるような開発を行う目的で、より強力にアジアの国々と多国間で協力し、協力戦略を追求するために、アジアオープンデータパートナーシップに参加することを検討する。
技術やクリエイティブなデータアプリケーションを広めるために、国際的なコンペティションやハッカソンを定期的に共催する。
コミュニケーションを強化するために、二国間は毎年のアジアオープンデータフォーラムパートナーシップ2017や他の国際会議、セミナーを共催する。
二国間はオープンデータやデータエコノミーでの協力の機会を探す。

また、同日に開催されたセミナーでは、日本と台湾がそれぞれのオープンデータ推進の状況を紹介しました。フォーカス台湾によると、参加した台湾側の関係者は日本は観光データの公開や格式の統一および応用が充実しており、台北市側は交通データの公開と応用に秀でているとコメントしています。

参考サイト