「ICT地域活性化大賞2016」表彰事例が決定
昨年の11月16日から12月15日にかけて総務省が募集していた、「ICT地域活性化大賞2016」表彰事例の審査結果が公表されました。
この「ICT地域活性化大賞2016」の狙いは下記の通りです。
総務省では、地方が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退、医師不足、災害対応等)を解決するため、それぞれの地域において自律的な創意・工夫に基づくICT(情報通信技術)を活用した様々な優れた取組を広く募集し、表彰を行うこととしています。(出典:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000137.html)
今回の応募総数は、104件でした。この中から審査を経て、表彰事例に輝いたのは以下のものです。なお、この審査は有識者らによって行われ、地域SNS研究会事務局の庄司(国際大学GLOCOM准教授)も審査員の一人でした。
事例名をクリックすると、事例のウェブサイト、事例について説明したウェブページもしくは事例に関連すると考えられる第三者の報道にアクセスできます。
■大賞/総務大臣賞
- ICTによる衣服生産のプラットフォーム(シタテル株式会社)
■優秀賞
- ICTで創る新しい農業・教育のかたち(新潟市/株式会社NTTドコモ)
- 佐渡地域医療連携ネットワーク「さどひまわりネット」(特定非営利活動法人佐渡地域医療連携推進協議会)
- しずみちinfo・通行規制データのリアルタイム・オープン化(静岡県静岡市)
■奨励賞
- 学校・家庭・地域を結ぶクラウドを活用した効果的なICT活用教育の実現(福島県新地町)
- C2C地域体験と自治体連携を通じた着地型観光商品の開発(株式会社ガイアックス)
- スマート農業と除排雪への横断的活用による地方創生(北海道岩見沢市)
- 都市の将来像可視化ツール「MyCityForecast」の開発と全国展開(東京大学生産技術研究所関本研究室)
- 21世紀型スキルを育むICT教育でみんなが住みたくなるまち(茨城県つくば市教育委員会)
- 福岡市地域包括ケア情報プラットフォーム(福岡県福岡市)
- ママスクエア葛城店 ~テレワークを活用した母親雇用創出事業~(奈良県葛城市)
- 名勝仁和寺の文化財保護保全を目的とする無線LAN整備事業(TimeAge株式会社)
それぞれの事例概要は下記のファイルからご確認下さい。
なお、表彰式は2017年3月7日(火)に東京ビッグサイトで開催されるシンポジウム「地域ICTサミット2016」にて実施されます。