地域SNS事例集:国内の地域SNSは468事例
国内・海外の地域SNS事例集を公開します。
2011年2月時点で、日本国内の地域SNSは468事例が確認されました。
国内の地域SNSの数は、
2006年2月 21事例
2007年5月 252事例
2008年2月 336事例
2009年3月 404事例
2010年2月 519事例
と増加していましたが、今回初めて
2011年2月 469事例
と減少に転じました。
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※2011年2月21日に最新版に更新しました。
※地域SNS研究会事務局(庄司)のコメント
今回地域SNSが減少した最大の理由は、SNSのASPサービスをおこなっていたSo-net SNSの閉鎖です。また独自にSNSを構築するのではなくTwitterを利用する「地域Twitter」の取り組みが各地で増えていることも、新設数の減少につながっていると思われます。さらに、今回事例としてカウントしたものの中にも、利用が停滞しているものが増えているとみられます。
今後は、成功事例や閉鎖に至った事例の要因分析など質的な研究が求められます。また、TwitterやFacebookなど新たなソーシャルメディアと地域の人的ネットワークの関係、既存の(mixi型の)SNSと新興ソーシャルメディアを組み合わせた活用方法なども地域SNS研究会では検討していきます。
※この事例集は庄司昌彦(国際大学GLOCOM講師/主任研究員)が2010年度文部科学省科学研究費補助金(若手研究(B))を受けて実施した研究成果の一部です(研究課題番号22700263)。また地域SNS研究会のメンバーの皆さんにもご協力をいただきました。