『地域SNS最前線:Web2.0時代のまちおこし実践ガイド』の読書会が開催
3月28日、国際大学GLOCOMにて『地域SNS最前線:Web2.0時代のまちおこし実践ガイド』の執筆者4氏による読書会が行われました。
須子氏の発表では、SNSとWeb2.0の概要説明の後、地域SNS内における地域通貨の可能性について、自身が開発しているバーター通貨システムを具体例として挙げ説明しました。
続く三浦氏の発表では、地域SNSの先駆けである「ごろっとやっちろ」と、各地で実施された総務省の実証実験の成果および評価について詳細な報告が行われました。
司会も務めた庄司氏の発表では、地域SNSの動向を報告した後、地域SNSのビジネス・モデルや特徴、オフライン活動との関係について言及しました。
最後の和崎氏の発表では、地域SNSの運営におけるノウハウに加えて、今後に懸念される問題点や目指すべき地域SNS像に向けて、具体的な提案がなされました。
質疑応答では、地域SNSの運営や評価の手法、個人情報に関するポリシー、ユーザーと非ユーザー間の情報格差などについて活発に議論されました。
読書会の概要は、下記のウェブサイトをご覧下さい。
http://www.glocom.ac.jp/IECP/2007/03/sns_web20.html